アーミッシュが「あり得ないっ」とツッコミを入れる映画

アーミッシュも映画を観る

ある日、アーミッシュの友達と映画の話で盛り上がりました。

彼らはテレビもパソコンも持たないし、洗礼を受けたら映画館に行くこともありません。
(洗礼前の若いアーミッシュがデートで映画館に行くことはあるそうですが)

「アーミッシュが映画を観るなんて、どうゆうこと?」とはじめは驚きました。よくよく聞いてみると、アーミッシュとして生活していても、映画を観る機会は意外とあるみたいです。

私の友達の場合、映画を観る機会は2つ。

一つ目は、アーミッシュではない人の家で映画を観る機会。

彼女の旦那さんの姉は、教会メンバーになっておらず、正式にはアーミッシュではないそうです。旦那さんと一緒にお義姉さんの家に遊びにいくときに、映画を観ることがあるそう。

アーミッシュとして生きていくことを選んだら、映画館に行くことやDVDプレーヤーを持つことはNG。だけど、映画を観ること自体は禁止されていません。

なので、お義姉さんの家で映画を観るのはまったく問題ないとのこと。

 

二つ目の機会は、ホテルやモーテルに泊まったとき。

彼女は馬の売買の家業を手伝っているので、馬を運ぶためにアメリカ国内に出張する機会があります。

そんなとき、宿泊する施設には当然テレビがありますよね。
そのときに映画を観る、というのもよくあることだそう。

驚いたのは、私も好きな映画シリーズ、「ワイルド・スピード」の全シリーズをほとんど観ている、ということ。

アーミッシュも観ていた『ワイルド・スピード』シリーズ

『ワイルド・スピード』は、アメリカ本国のみならず日本も含め世界中で人気のバディムービー(男の友情を描いてる映画)。

あまりの人気に次々に続編が撮影され、現在7作目。基本的に、現実にはあり得ないようなカーアクションの映画ですが、アツい男の友情が物語を貫いていて、思わず感極まることも。

この映画の主人公の一人を演じるポール・ウォーカーが7作目の撮影期間中に事故死してしまいましたが、アーミッシュはその事件まで把握していました。

私はこの旅行の直前に、ちょうど『ワイルド・スピード』全シリーズを一気に鑑賞していて、アーミッシュとこの話題で盛り上がれることに大興奮。

シリーズの中に『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』という東京が舞台の作品があるのですが、それも観ているとのこと。「東京って本当にあの映画みたいなの?」と聞かれて、「そうそう。狭くてビルがたくさんであんな感じ。」と答えたら、なぜか笑ってました。

友達はまだ最新作の7作目は観てないとのことで、「ポール・ウォーカーが亡くなったから、代わりに弟が演じていると聞いたけどどうだった?」と聞かれました。

実際、最後の方は弟が演じているそうですが、映画自体はほとんど違和感なく見れました。「弟だってことは気がつかないくらい自然だったよ」と回答。

ちなみに、彼女の旦那さんは『ワイルド・スピード』を観るたびに「こんなことはあり得ない!」というツッコミでうるさいらしいです。

「あれはあり得ない、これはあり得ないって、ほとんど怒りながら観ているよ(笑)」とのこと。

確かに、飛行機から車に乗りながら飛び降りて、パラシュートで着地とか。ビルの高層階から高層階へと飛び移るとか、あり得ないシーンの連続です。

旦那さんのツッコミには大いに賛成。でも、なんだかんだツッコミを入れながら、ほとんどのシリーズを観ているということは、きっと嫌いではないのでしょう。

アーミッシュに対する誤解

アーミッシュは本を読まない。
アーミッシュは車に乗らない。
アーミッシュはスナック菓子を食べない。

などなど、アーミッシュに対する誤解は世の中に多いと思います。
私も、「アーミッシュは映画を観ない」という誤解をしていましたし、彼らの生活はベールに包まれている部分がありますので、無理もないと思います。

でも、実際にアーミッシュと話をしていみると、私達と違う点は数えることくらいなのかな、と思ってきます。

根本的に違うのは、「信仰」と、「人生で大切にすることの優先順位」の2つだと思います。
アーミッシュは優先順位の上位のものを選択するために、優先順位下位のものを取捨している。

そのために、私たちのライフスタイルと異なる点が生まれているのかな、と。

アーミッシュとの「ワイルド・スピード」の話を思い出しながら、そんなことを考えました。

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