アーミッシュの人口は20年ごとに2倍になり続ける
アーミッシュの人口最新データ
アメリカの団体Amish studies the young centerがアーミッシュの人口に関する最新のデータを発表しました。
2015年5月時点でアーミッシュ人口は30万とされているそうです。
30万という数字がどのくらいかというと、日本では東京都中野区の人口とほぼ同じくらい。
都道府県と比較すると、東京都が約1300万人で、一番人口の少ない鳥取県が約60万人です。
こう見るとまだまだ「多い」とは言えない規模かもしれませんが、驚くことにアーミッシュの人口は20年ごとに2倍になり続けるスピードで増加しているのです。
アーミッシュの人口が増え続ける理由
人口増加の要因はおもに3つ。
① 一組のアーミッシュ夫婦が産み育てる子供の数が平均7人。
② アーミッシュ家庭で生まれた子供の85%以上が、成長してアーミッシュになることを選ぶ。
③ ノンアーミッシュからアーミッシュになることも可能。(数としては多くない)
子だくさん、というところにポイントがありそうですね。
日本では少子高齢化が深刻な問題となっていますが、アーミッシュは少子化とは無縁。
アーミッシュの住むエリアに行くと、学校にも家庭にも子供がたくさんいます。
(子だくさんゆえ、洗濯物も大量!)
私が約10年前にアーミッシュのことを調べ始めたときは、人口はまだ20万人未満でした。
それが今となっては30万人。
20年ごとに2倍になるという推定は確かに当たっていそうです。
35年後は人口100万人
2015年で30万人ですかた、2035年で 60万人、2055年で 120万人。
ということで、この計算でいくと35年後の2050年までに、アーミッシュ人口は100万人以上になります。
100万人。この数字はかなり大きそう。
人口が増えれば宗教的、政治的、文化的、民族的な影響力も増しますので、これからもっともっとアーミッシュのことは注目されていくのではないかと思っています。
これまでもポジティブな注目、ネガティブな注目がたくさんありましたが、これから起こることについても冷静に受け止めていきたいな、と。
コメントを残す