Who is the Amish?

アーミッシュとは

アーミッシュは、アメリカやカナダに住むキリスト教のグループ。
自動車を使わず馬車に乗り、パソコン、テレビなどのテクノロジーに頼らず、自給自足に近い生活をおくっています。
人口は約34万人で現在も増え続け、経済的にも発展しています。
現代社会とは真逆の価値観を持ちながら繁栄を続けるアーミッシュの暮らしを、詳しく紹介していきます。

アーミッシュの歴史

アーミッシュのルーツはヨーロッパ。今から約300年前のスイスで誕生しました。「幼児では洗礼の意味を理解できない。洗礼は大人になってから自分の意思で受けるべき」という考えをもつ再洗礼派という宗派に属するアーミッシュ。同じ再洗礼派であるメノナイトというグループから分派するかたちで誕生しました。
時は1700年前後。当時のヨーロッパはカトリックが主流であり、幼児洗礼を認めない再洗礼派の信徒たちは、激しい弾圧・迫害に苦しんでいました。そんな中、自由な信仰を求めてアメリカへ逃れます。彼らは新天地であるアメリカで迫害から開放され、自分達の文化と信仰を守りながら生活を築きはじめました。
【アーミッシュ宗派の起源を簡潔にまとめてみた】

アーミッシュの住むエリア

農業を中心としたライフスタイルを好むアーミッシュは、肥沃な土地を求めて東から西へと居住エリアを広げていきます。ヨーロッパからたどり着き、最初に根を下ろしたのはペンシルヴァニア州。そこから、お隣のオハイオ州、そのお隣のインディアナ州にもコミュニティが広がっていきます。「コミュニティ」と言っても、アーミッシュだけが住む居住区があるわけでなく、一般アメリカ人と混ざり合って暮らしています。近所のアメリカ人にとって、アーミッシュは「良き隣人」。お互いのライフスタイルと信仰を尊重し、共存しています。現在、アメリカの31州と、カナダの一部にアーミッシュコミュニティが拡大中。平均7人の子どもを持つアーミッシュは、20年ごとに2倍になるスピードで繁栄を続けているのです。
【アーミッシュの人口は20年ごとに2倍になり続ける】

アーミッシュの言葉と学校

急速に発展・変容する現代アメリカに住みながら、アーミッシュは自分達の文化と伝統を守り続けています。たとえば、独自の言語。ペンシルヴァニアダッチと呼ばれ、ドイツの地方の山間部で話されていた方言がルーツとなっています。ドイツ語とはいえ、現在のドイツ人が聞いてもほぼ理解ができないそう。また、独自の学校も持っており、アメリカ政府から義務教育の代替として認められています。生徒は35人までで、1年生から8年生までが一つの部屋で学ぶワンルーム教育のスタイル。このアーミッシュスクールで、第二外国語である英語を学びます。そして、家族や仲間と話す時はペンシルヴァニアダッチ、一般アメリカ人と話すときは英語を使い分けるようになります。独自の言語と独自の学校は、アーミッシュの重要な文化、アイデンティティとして継承されています。
【アーミッシュが「アーミッシュの学校」をつくった理由】

テクノロジーとの付き合いかた

アーミッシュが世の中から注目されているのは、テクノロジーの便利さを知りつつも、それらに依存しない暮らしをしているから。車社会のアメリカに住んでいながら、馬車をメインの交通手段にしています。家にはテレビも、パソコンもエアコンも電子レンジも掃除機も全自動洗濯機もありません。彼らは移民当時の300年前の暮らしをなるべく守ろうと、文明の利器にすぐに飛びつかないようにしています。とはいえ、頑なに拒否をしているわけではありません。アーミッシュが警戒しているのは、テクノロジーそのものではありません。テクノロジーがもたらす生活の変化です。その生活の変化を良いと判断するか、悪いと判断するかを、みんなで吟味します。吟味を重ねながら、「良し」と判断した物のみを慎重に慎重に、生活に取り入れているのです。

シンプルで美しいアーミッシュの服

アーミッシュの服装は彼らが大事にしている価値観、すなわち「謙虚であること」「質素・簡素であること」を如実に表すデザインです。女性は無地のロングワンピースを着て髪の毛はボンネットで隠します。ジッパーやベルト、リボンやフリルなどは贅沢品・装飾品と敬遠します。男性は無地のシャツに吊りズボン、頭には麦わら帽子か黒のフェルト帽。結婚するとあご髭を伸ばします。服は基本的に家庭での手作り品。縫い方や型紙は母から娘に受け継がれており、その基本デザインは約200年ほど変わっていません。また、大人も子どももみんな同じ服装をしているので、親子が並んで歩いている光景はとても微笑ましく、絵になります。
【アーミッシュの服には300年の歴史と、彼らの信念が詰まってる】

アーミッシュの相互扶助文化

馬車に乗っていたり、中世の時代のような服を着ていたりと、彼らの外見的な特徴にまず目を奪われますが、彼らのコミュニティにはもっと驚く事があります。それは、助け合いの文化がとても発達しているという事。家族同士のつながり、近所同士のつながり、コミュニティ内のつながりが密接で、人と人とが深い絆で結ばれている事に気がつきます「バーンレイジング」は、アーミッシュの相互扶助文化を象徴するイベントです。災害の被害に遭った隣人のもとに、仲間たちが無償で300人ほど集まり、1日のうちに大きな納屋を建設してしまうのです。アーミッシュはこの相互扶助文化を維持するために、たくさんの仕組みを持っています。

About me

「Down to Earthアーミッシュの暮らし」は、アーミッシュ文化を日本に伝える事を目的としたサイトです。定期的にアーミッシュコミュニティを訪れている山中麻葉(マハ)が運営しています。物質的な豊かさを追う時代が終わろうとし、これまでの幸福の価値観が揺らぐ今、アーミッシュの実践する「地に足の着いた」(=Down to Earth)暮らしから、私たちは多くの事を学べそうです。「本当の幸せ」とは一体なんなのか、本当の意味で心が豊かになる暮らし方とはなんなのか、一緒に考えてみませんか?

アーミッシュと交流しながら考えた事、学んだ事などをSNS・メルマガで発信しています。

2020年出版の著書『アーミッシュカントリーの美しい暮らし』が好評販売中です。アーミッシュの歴史、服、文明との付き合い方、助け合いの文化、子育て、仕事などについて、多くの写真とともに紹介しています。アーミッシュカントリーを旅したような感覚になれる一冊。現代アメリカをたくましく生き抜くアーミッシュのリアルな姿が分かります。

Amazonで購入

News

11月群馬展示会

アーミッシュワンピースとアーミッシュの暮らし展

【日時】2020年11月27日(金)~30日(月)
群馬県前橋市にある会場にて、Down to Earthのイベントを開催します。
アーミッシュワンピースはもちろん、キルトや古着、石鹸、カゴ、帽子、ラグなどアーミッシュの手作り品を展示販売します。日本では出回らない貴重な品々、この機会にぜひ手にとってみてください。
期間中、プロのカメラマンによるアーミッシュワンピースの撮影会もあります。詳細は、以下のフライヤーPDF版をご覧ください。info@dte-amish.comまでご連絡頂ければ、フライヤーをお送りする事も可能です。

【場所】前橋市芸術文化れんが蔵 群馬県前橋市三河町1丁目16−27

イベント詳細(PDF閲覧)

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オンラインショップ

アーミッシュ風シンプルワンピース、トラディショナルアーミッシュドレス、アーミッシュの手作り雑貨などを販売しております。

Online Shop

アーミッシュの服がお手本
『アーミッシュ風シンプルワンピース』

アーミッシュドレスを参考にして、シンプルなワンピースを作りました。着心地の良さ、スタイルよく見せてくれるデザイン、機能性をそのままに、日本でも毎日着れるようにアレンジを加えたワンピースです。

  • 体型や好みに合わせたオーダーメイド
  • 着心地楽ちん!だけど上品に見える
  • 自宅で洗える。ノーアイロンでOK
  • 日常使いからフォーマル使いまで、365日このワンピースだけで過ごせる!
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伝統的なアーミッシュの衣装
『トラディショナルアーミッシュドレス』

アーミッシュはいくつかのグループに分かれています。グループの違いは、文明の利器や電化製品、便利な物をどれくらい生活に取り入れるか。 最も厳しく、伝統的な暮らしを維持しているグループは、
「シュワルツェントルーバー・アーミッシュ」と呼ばれています。
彼らはオハイオ州を中心にコミュニティを広げており、その人口は増え続けています。
このワンピースは、そんな彼らのドレスがお手本です。

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アーミッシュの手仕事

アーミッシュカントリーで出逢った、素敵な手仕事。素朴で、ナチュラルで、優しくて、あたたみがあって……。アーミッシュの手仕事のぬくもりを感じられる作品を販売しています。作品はすべて、現地のアーミッシュから直接、仕入れています。

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Event

アーミッシュ文化を広めるためのイベントを
定期的に開催しています。

阪急うめだ本店
カゴアミドリ
カフェスロー
群馬クスクシュ
HOUSE Down to Earth

イベントのリクエストも承っています!
info@dte-amish.com
までご連絡ください。

山中が通っているアメリカ・オハイオ州のアーミッシュコミュニティをご案内します。
アーミッシュのパイ作りを教えてもらったり、学校で折り紙を教えたり、夕食をごちそうに なったり…。
多くのアーミッシュと実際に触れ合い、彼らの文化を体験できるツアーです。

アーミッシュ文化を学び、
体験し、味わうプラン

  • アーミッシュのお宅で昼食、夕食
  • アーミッシュの婦人によるパイ作り教室
  • アーミッシュバギー乗車体験
  • アーミッシュスクール訪問
  • アーミッシュ教区の司祭へ質問会
  • アーミッシュの畑、納屋、家の見学
  • アーミッシュの営むお店訪問
  • アーミッシュの歴史文化センターで学習
  • アメリカンアンティーク品などのお買い物
  • アーミッシュの帽子工房見学
定員5名の限定ツアーとなります。次回募集は未定。
ご興味のある方にのみ詳細をご案内しています。ご案内をご希望の方は info@dte-amish.comまで。

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