【2020年2月旅のレポート】アーミッシュカントリーでの活動、収穫、学びなど
2020年2月。真冬のオハイオ州へ
新型コロナウィルスによる影響がまだ深刻になる前の2月下旬、アメリカ・オハイオ州にあるアーミッシュカントリーに訪問してきました。
日程は一週間。うち、飛行機での移動がほぼ2日間かかるので、実質の滞在は5日間でした。
通常、オハイオ州の2月は冬の真っ盛り。雪が降り、積もり、道路は凍結し、という交通状態になる事なりがちとのようですが、私の滞在中はまったく問題なく過ごす事ができました。
真っ白な雪景色を見たいな……という気持ちはあったものの、実際にもし雪が降ったら、私の運転スキルではリスクが高過ぎます。
雪景色は見れなかったけど、安全面を考慮したらとても「ラッキーな」天候だったと思います。
ちなみに、私が通っているオハイオ州のアーミッシュカントリーは、ホルムス郡・ウウェイン郡というエリアです。日本からはシカゴで飛行機を乗り越えて、オハイオ州北部にある小さなローカル空港「アクロンカントン空港」に降り立ちます。
アーミッシュカントリーへは、空港から車で1時間弱ほど。空港でレンタカーを借りる以外に、他の交通手段はありません。
アーミッシュカントリーへのトラベルガイドは、こちらの本の巻末に詳しく書いています。
アーミッシュカントリーの美しい暮らし
ペンシルヴァニア州ランカスターよりも、オハイオ州ホルムス郡に訪れる理由
この記事を書いている2020年3月の時点で最新の情報を見てみると、ホルムス郡のアーミッシュの人口は36,755人。
この数字は、アーミッシュカントリーとして最も有名なペンシルヴァニア州ランカスターの人口とほとんど変わりません。
つまり、ホルムス郡のアーミッシュカントリーは、人口のボリュームから見るとマジョリティです。
にもかかわらず、アーミッシュ研究に携わっている方々の研究対象は、ランカスターのアーミッシュを基にしている事が多いです。
ランカスターの方がニューヨークやフィラデルフィアなどの都市に近く、地理的に研究がしやすいというのも一つの理由。
また、アーミッシュがヨーロッパから移住してきたときに最初の入植地となった土地がランカスターの近くにあります。
そして、アーミッシュ研究の第一任者であるドナルドグレイビル博士(現在は引退されています)、スティーブノルト博士が属するエリザベスタウンカレッジの拠点がペンシルヴァニア州にあるというのも理由の一つ。
そういうわけで、アーミッシュ関連の書籍は、ランカスターアーミッシュについて書かれている物が多いのですが、それはそのままオハイオ州やインディアナ州のアーミッシュには当てはまりません。
例えば、写真撮影への考え方とか、ガスや冷蔵庫、トラクターの利用制限とか、着ている服やキャップのデザインとか、English(アーミッシュ以外の人)に対する警戒心やホスピタリィーも違います。
私はどちらかというと、明るくフレンドリーな傾向のあるオハイオ州ホルムス郡のコミュニティの方が居心地が良いです。そして、こちらに多くの知人、友人がいる事もあって、オハイオ州に多く足を運んでいる現状があります。
今回の旅の、7つの目的
前回のアーミッシュカントリー訪問は2019年の9月。Down to Earth主催のアーミッシュカントリーツアーでの事でした。日本から4名の方をお連れし、私が普段からお世話になっているアーミッシュの家庭や職場を巡りました。
その時から5ヶ月くらいしかた経っていないので、「久しぶりの訪問」というには語弊があるのですが、こんな真冬の寒い時期に訪問するのは14年ぶりくらいの事。さすがに、「いつもとは違うな」という空気感・季節感を感じます。
今回の旅の目的は7つ。
1、出版された著書『アーミッシュカントリーの美しい暮らし』を、お世話になった方々に配り、直接お礼をすること。
2、次回のアーミッシュカントリーツアーのアポイント確認や、企画詳細の詰め。(アーミッシュはメールやSNSをしないので、一緒に何かを企画したりお願いする際は、やっぱり顔を見て話す必要があるのです)
3、最も保守的なアーミッシュグループ:シュワルツェントルーバーの学校訪問
4、オールドオーダーアーミッシュの友人デブラと一緒に過ごし、アーミッシュ文化全般について学びを深める
5、石鹸やナイトウェア、キルト、キャンドルなど、Down to Earthオンラインショップ用の買い付け
6、念願の、アイスハーベスト(氷の収穫)風景を見る
7、以前から気になっていたアーミッシュのお店や歴史的スポットを訪問
これらの目的をこなすべく、色々な家庭/スポットを訪問する必要があり、5日間のTo Doリストは割と多めです。
Google mapを使って現地の訪問先を管理しているのですが、こんな状態です(笑)
管理というか、ぐちゃぐちゃ(笑)
現地の人達の提案で、旅が深まっていく
毎度毎度そうなのですが、旅は予定通りにはいきません。プランニングを事前にしていても、たいていそれ以上の予定が入ってきます。
例えば、石鹸の買い付けに行ったところ、作り手であるDavidの厚意で彼の子ども達が通う学校に連れていってもらう事になったり………
アーミッシュの友人に別のアーミッシュを紹介してもらい、「会いに行ってみると良い」と仲をとりもってもらったり………
(↑学校にあった卓球台。ラケットは、ラバーが剥がれてました)
私が日本から来ている理由は、「アーミッシュの文化を学ぶこと」と、現地のみんなに伝えています。それなので、ありがたい事に多くの人達が色々な提案をしてくれるのです。アーミッシュカントリーに来ると、私は本当にたくさんの人たちに助けられている事を実感して、感動の涙が出そうになる事が何度もあります。
本当に、私の実力や想像を超えた素晴らしい事が起きるので、神様の存在や計らいを感じずにはいられないのです。
聖書の言葉「Seek, then you will find(探しなさい。そうすれば、見つけられる)」
これは余談なのですが、2015年の2ヶ月間、私はシアトルに滞在していました。その時にはじめて「フィールドワーク」という物を経験し、色々なアメリカ人にインタビューをしたり、ワークショップやイベントに顔をだしたり、お店を視察するなどの活動をしていました。
ある日、参加していたワークショップのリーダーが、私にメモを渡してくれました。
そのメモには、「Seek, then you will find(探しなさい。そうすれば、見つけられる)」と書かれていたのです。この文章だけのメモ。
今思うと、これは聖書の一節ではないのでしょうか? マタイ7章7節にこうあります。
7:7 「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。
7:8 だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。
7:9 あなたがたのだれが、パンを欲しがる自分の子供に、石を与えるだろうか。
7:10 魚を欲しがるのに、蛇を与えるだろうか。
7:11 このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。まして、あなたがたの天の父は、求める者に良い物をくださるにちがいない。
7:12 だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である。
この部分は、アーミッシュの人達が大切にしている聖書の箇所でもあります。特に「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」の部分。
私の「アーミッシュ文化を知りたい」という情熱を受けて、彼らは情報や機会を与えてくれます。その行動は、このような聖書への信仰がベースにあるから、と考えるのは勘ぐりすぎでしょうか?
アーミッシュは、みんながどこかでつながっている
さて、今回の旅の7つの目的を果たす過程で、いったいどんなストーリーが生まれていったのか、その一部を紹介したいと思います。
【目的1】
出版された著書『アーミッシュカントリーの美しい暮らし』を、お世話になった方々に配り、直接お礼をすること。
書籍に登場したアーミッシュの人達、書籍の取材を助けてくれた方々に会い、本を手渡す事ができました!
本を手渡すと、みんな大喜びで見てくれます。
普段、「写真を撮ってそれを眺める」という習慣は彼らにはないので、自分や家族の写真を見る事はとても新鮮。人物だけでなく、そこに写っている犬や馬の名前とか、建物の状態とか、季節とか、色々な物に着目してわいわいと会話がはずんでいました。
驚いたのは、自分達が掲載されている以外のページを見ていても、「この人知ってる」というアーミッシュが多いのです。
遠い親戚だったり、仕事で絡みがあったり、この人のお母さんを知っているとか……
何らかの形で知り合いを発見する人が多いのです。
薄々と感じていましたが、アーミッシュの人達って、みんながどこかでつながっている、と実感。
1人1人のアーミッシュのネットワーク力は甚大です。教区のメンバーが200人、いとこが100人、孫が60人とか、そういう事が普通なので、当然ですが…。
アーミッシュコミュニティの2,3人と知り合いになれれば、そのコミュニティ内のすべての人と繋がれるのではないでしょうか?
そのくらい、ネットワーク網が張り巡らされている感覚です。
素敵なアーミッシュの本屋さん
【目的2】
次回のアーミッシュカントリーツアーのアポイント確認や、企画詳細の詰め。(アーミッシュはメールやSNSをしないので、一緒に何かを企画したりお願いする際は、やっぱり顔を見て話す必要がある)
無事に完了。そしてまた、新しく立ち寄りスポットに入れたいな、と思う素敵な本屋さんとの出逢いもありました。これについてはinstaの方で書いています。
アーミッシュの異なる宗派が一緒に学校を運営する
【目的3】
シュワルツェントルーバーの学校訪問
現地在住の日本人であり、私がいつも多大にお世話になっているJunkoさんという方と一緒に、シュワルツェントルーバーアーミッシュの子どもが通う学校に訪問する事ができました。
ここで驚きが一つ。学校は、シュワルツェントルーバーアーミッシュだけでなく、近所に住んでいるオールドオーダーアーミッシュの子どももいました。つまり、本来はつながりの薄いアーミッシュ内の別宗派の子ども達がミックスされているのです。
聞くところによると、このような事は普通だそう。アーミッシュの学校は教区や宗派ごとに管理されているのではなく、住んでいる地域のアーミッシュが、宗派を問わずに一緒に管理しているということ。
つまり、教区単位ではなくエリア単位で学校が存在していると……知らなかった!!!
であれば、アーミッシュの人達は学校で様々な宗派の子達と交流するので、ある意味では「ダイバーシティ(多様性)」とも言えるのかもしれません。(すごく、狭い意味でのダイバーシティですが)。
それまで、同じ教区(同じ宗派)の子どもだけが集まっているのかと思っていたのですが、学校では教区とは異なる、また他のネットワークがあるのですね。
ホルムス郡では、アーミッシュの学校は「5マイル(8km)ごとに1校ある」と聞いた事がります。周囲8kmのご近所さん達が、一つの学校を管理・運営しているという事。
ところで、学校を訪問すると、毎回生徒達が歓迎の歌を歌ってくれます。これがまた、本当に可愛くて、嬉しいおもてなしです。
一生懸命歌ってる子もいれば、ヤル気ゼロでをほとんど口を動かさない子もいます(笑) 微笑ましくて、大好きな時間です。
大好きなアーミッシュ料理「アーミッシュヘイスタック」のレシピを入手
【目的4】
友人デブラと一緒に過ごし、アーミッシュ文化全般について学びを深める
オハイオに訪問するたびに多くの時間を一緒に過ごす友人のデブラ。今回も5日間の滞在中、1日半くらいはずっとデブラと一緒にいました。
今回、デブラにお願いして「アーミッシュヘイスタック」という料理を作ってもらいました。
この料理は、私の大好物! 前々回の訪問のときに、アーミッシュの学校の資金を集めるスクールオークションのイベント会場で食べて、以来ずっと忘れられない味となっていました。
ヘイスタックとは、「干し草重ね」という意味。見た目が干し草を重ねたビジュアルと似ているので、そう呼ばれているようです。これは、アーミッシュ独特の料理らしく、大人数で集まるイベントやポットラック(持ち寄り)パーティーでの定番メニューだそう。
(ポットラックでは、ヘイスタックの食材を一つ一つ、持ち寄るんだそう!)
デブラにレシピを書いてもらったので、こちらで紹介します。
・砕いたクラッカー
・ひき肉ソテー(ひき肉を、ケチャップとブラウンシュガー、チリパウダー、塩コショウで味付けして炒める。タコシーズニングでも)
・ごはん(こちらのごはんは、タイ米のような細くて長く、サラサラとしたもの)
・食べやすくカットしたレタス
・食べやすくカットした茹で卵
・ピーマンのみじん切り
・トマトのみじん切り
・玉ねぎのみじん切り(細かく)
・サワークリーム(アメリカで一般的なレンチドレッシングでも可)
・チーズソース(ホワイトソースとチェダーチーズなどプロセスチーズを混ぜて溶かし、塩とカイエンペッパーで味付け)
・シュレッドチーズ(生で食べられるもの)
・砕いたドリトス
この材料を、上から順番に重ねていきます。もちろん、自分の好きな材料を多めに、嫌いな材料は入れなくても良いなど、お好みで調整できます。
日本でいうタコライスと似たような料理ですが、チーズソースが特徴。このマイルドなチーズソースがすべての材料を優しくくるみ、口の中で奇跡的なシンフォニーを起こしてくれるのです(笑) 大袈裟ですが、私は本当に美味しいと思います。
それに、肉や乳製品が中心のアーミッシュ料理の中では、野菜がたっぷりでかなりヘルシーな方です。
アーミッシュのビジネスセンスに驚く
【目的5】
石鹸やナイトウェアなどの買い付け
Down to Earthのオンラインショップでも人気の手作り石鹸。今回も無事、4種類の石鹸を買い付ける事ができました。
作り手であるDavidは4月に新しい家に引っ越すとの事なので、ここに訪問する事も最後。次の家はもっと大きな設備・倉庫になるそうで、私もとても楽しみです。
(↑Davidの工房。家族が商品作りをお手伝いしています。彼らは、チーム)
それにしても、Davidのビジネスセンスには毎度、驚きます。私も小規模ながらワンピースの販売という事業を持っているわけですが、この事業はこれまでの社会人経験とか、大学や専門学校での教育とか、小中高の義務教育はもちろん、ビジネス系のセミナーやワークショップなどにたくさん通った上でなりたっている活動です。
アーミッシュはたった8年の教育を受けるだけで、職業技能を訓練する専門学校に行く事もありません。
Davidに限らず、アーミッシュの事業は成功する確率が非常に高いそう。勤労と信頼を第一に、信仰に沿った事業展開が成功の秘密なのでしょうか。それとも、コミュニティの相互扶助文化がビジネスの成功にも寄与してるのだろうか。
ここは、とても興味があります。
ナイトウェア、キャンドル、生地、カゴ、人形、キルト、絵など、
その他、もろもろの買い付けも無事に終えて、日本に持ち帰る事ができました。
氷の製造所を発見!
【目的6】
アイスハーベストを見る
氷の貯蔵庫に詰めるための氷を作り、収穫する事を「アイスハーベスト」と言います。
氷の貯蔵庫は、アイスハウス。アイスハウスについてはinstagramの方で書いています。
真冬のタイミングでオハイオに来た理由の一つに、アイスハーベストを見たいから、というのがあったのですが、今年は暖冬。
そして、私の訪問中もなかなか気温が下がらず、アイスハーベストを見る事はできませんでした。
ただ、氷を製造している現場はいくつか抑えました!
中でもこちらの現場が、大きめで感動しました。
可愛いらしいキャンドルに出会う
【目的7】
以前から気になっていたお店や歴史的スポットを訪問
ずっと前から立ち寄りたいと思っていたキャンドル雑貨店。今回、どうにか時間を作って訪問してみたら、とっても可愛い作品に出逢いました。
飲み物のビジュアルをしたキャンドル♪
これには心を射止められ、1人で大興奮してしまいました。
作り手はアーミッシュの3姉妹。それぞれが得意のスタイルでキャンドルを作っているそうで、あるときリサイクルショップで安いコップを見たとき、飲み物のキャンドルをつくるアイディアがひらめいたそう。
こちらのキャンドルショップの近くには、オハイオ州のアーミッシュの最古のお墓もあります。
早稲田大学エクステンションカレッジで開催されていたアーミッシュの講義で、教授に教えてもらった情報をもとに訪問しました。
とってもシンプルなお墓。
他のアーミッシュのお墓と、見た感じはあまり変わらない気がしました。
そんなこんなで、7つの目的を達成する過程で色々な学びがあり、体験があり、考えた事も多くありました。
アーミッシュコミュニティに訪れたあとはいつもそうですが、衝撃や思考を整理する事が難しいです。
それで、そのまま放置してしまう事もあるというのが私の悪いクセ。できるだけ思考を整理して、こうしてアウトプットして残していきたいです。
アーミッシュの、ナチュラルヘルスケア
さらに、今回、新しく興味を惹かれた事もあります。
・アーミッシュのヘルスケア
アーミッシュコミュニティ内ではナチュラルなヘルスケアが良しとされていて、
ケミカルではない、ドラッグではないレメディ商品などがたくさん手に入ります。
西洋的な医療はあまり好まずに、東洋的な思想に近い手法・例えば免疫力を高めたり・自然治癒力を引き出すという手法を好みます。
コミュニティ内で製造、販売されている商品は、ハーブを使った商品が多いように見えました。
また、「Be your own docter(自分の医者は、自分)」という本がどのお店でも売っていて、ベストセラーになっている様子。これも購入してきたので、またじっくり読んでみようと思います。
実は私、1年くらい断続的に歯茎の奥が痛むという問題を抱えています。(何件か歯医者さんに相談したものの、レントゲンには問題が映らず、根の奥に問題がありそうとのことで、治療したからと言って治るかは分からないという見解)
その事をデブラに話したら、デンタル用のレメディをおすすめしてくれました。11ドルくらいで買えたので、もしこれで治るのであればそんなにありがたいことはありません。
デブラにはこうアドバイスされました。「ドラッグではないので即効性はないけれど、継続的に使うと変わってくると思うよ」と。
帰国してからさっそく、使い始めています。
アーミッシュはお金持ち? 貯金上手?
多くのアーミッシュの家庭を訪れて感じた事があります。
もしかして、アーミッシュってお金持ちなの???
という事です。
リビングもキッチンもとても広く、綺麗に整っていて、二階にはいつくも部屋があり、地下のスペースも広々。
庭には美しい花壇と整備された芝生が広がり、馬や家畜を飼う納屋と馬が走り回るためのスペースもある。
暮らしぶりを見る限りは、とても貧しくは見えません。むしろ、どちらかというと余裕のある印象。
(もちろん、家電製品もないし豪華なジャグジーやプールもなく、いわゆる「セレブ的な暮らし」とは違うけれど・・・)
でも、アーミッシュの収入がアメリカ人の平均収入と比べて高いというデータは聞いた事がありません。
彼らは、収入が高いというよりも、圧倒的に消費が少ないのではないでしょうか?
wifiもないしテレビもないしスマホもないしパソコンもないしエアコンもないし自動車もない。
子どもは大学に行かないので教育のための費用も圧倒的に少ない。
ファッションやメイク、髪型にお金を使わないので衣服代や美容院代・床屋代もかからない。
お金のかからないライフスタイルを確立しているように思います。
アーミッシュのお金事情に関しては、英語で検索するといくつかの記事が見つけられました。このトピックスも気になるので、折を見て調べてみようと思います。
また、アーミッシュの相互扶助文化を抱える仕組みについても個人的な関心が高まっています。
このトピックスについても、時間を見つけてまとめたいと思います。
今回のレポートはこれで終了。気になっているトピックについては、別の記事で改めてまとめたいと思います。
読んで頂き、ありがとうございます^^
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