アーミッシュがウォルマートで買い物していても、誰も驚かない

ウォルマートで見かけるアーミッシュ

アーミッシュは完全な自給自足生活ではないです。
できるだけ自分たちの力で生産しようとするけど、限界はある。

だから、私達と同じようにスーパーやモールで買い物をすることもあります。

移動手段に制限があるので、私達ほど気軽かつ頻繁にではないですが。

アメリカの消費産業の象徴のように扱われることもあるウォルマートですが、アーミッシュが住んでいる地域にも点在しています。

店内を歩いていると、普通にアーミッシュの方を見かけます。

アーミッシュと共存している地元の人達

私は一度、ウォルマートの入口のサブウェイでご飯を食べていたときに、
行き来するお客さん達を眺めていたことがありました。

そこで気が付いたのが、アーミッシュのお客さんが1割以上はいること。

そして、他のお客さん達はアーミッシュの人達が行き来する姿をまったく気にも留めていないこと。
好奇の眼差しでアーミッシュをジロジロと見るようなシーンは見かけませんでした。

お客さんも、店員さんも、ナチュラルにアーミッシュの人達と対峙しています。

消費社会の思想とは反対のアーミッシュの人達がウォルマートで買い物をしている姿は珍しいように思われがちかもしれませんが、
地元の人達にとっては至って日常的なシーンなのでしょう。

同じ地元に住んでいる者同士で共存している。

むしろ、アジア人の私が買い物をしている方が珍しかったかも。

アメリカの田舎の町ですから、ほとんどアジア人を見ませんでした。

アーミッシュの人達から見ても私の顔は珍しく感じるみたいで、若いアーミッシュの女の子達からの視線も感じました。

その女の子達は婦人服のコーナーでトレーナーやセーターを見てたよう。

手にとっていたのは、柄のない無地の服ばかり。

手にとる服は違えど、女の子同士で買い物をする姿は楽しそう。
友達と買い物を楽しむ日本の女の子と変わらないなーと感じました。

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