服部みれいさんも注目しているアーミッシュの服
マーマーマガジンでアーミッシュの服が紹介されている
女性の笑顔の顔がアップの表紙などのメジャーなファッション誌とは一線を画し、
独自の世界観と価値観を提案している「マーマーマガジン」。
私は「マーマーガール」と言われるほどの熱心な購読者ではないけど、編集長である服部みれいさんの書籍は何冊か読んでいて、ファン。
少し前のことだけど、マーマーマガジンでは「服」についての特集があり、その中でアーミッシュの服が「新しい服のヒント」として紹介されていました。
アーミッシュのワンピースを作っている者としては、服部みれいさんも注目していると知って純粋に嬉しい!
企業の利益を追求した大量生産の安い服か、愛のある服か
この特集を読んでいて、なんだかハっとさせられるものがありました。
一年で流行が過ぎるファストファッションの服は、安い材料・安い労働賃金で大量に生産されている現実。
そこに腕を通してインスタントなおしゃれを楽しむ。
私も20代前後のときは何の疑問も感じなかったです。
でも、自分が消費するものが「どうやって生産されたのか」「どんな人に私のお金が渡ることになるのか」「どんなコンセプト、想いで生産されたものなのか」などの背景について気になるようになってきました。
たぶん、アメリカに短期留学をして、アメリカの消費者たちの意識の高さに少し影響を受けました。
まぁ、考えだすと何も買えなくなるので、今は自分の作ったワンピースを着ることからはじめてます。
見た目がきれいで流行にノッた安い洋服も良いけど、ちょっといびつな縫い目が手作り感を感じさせる手作りも良い。
最近はハンドメイドマーケットも盛り上がっているし、時代の空気感がそういう方向に進んでいるような気がしています。
大量生産大量消費というコンセプトが「ちょっと自分に合っていないな」という空気。
このマーマーマガジンは2014年発行なので、服部みれいさんの鋭さはすごいなーと改めて実感。
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